フットサルをやる日は雨が降りがちなちゃびんです。
今回はフットサルで人数を集めるときに役立つルールを紹介していきます。
集団で何かをやろうとする場合、決め事がないとうまくいきませんよね。
わたしたちのフットサルチームで運用してみて良かった事例を紹介していきます。
フットサルは1チーム5人のスポーツです。コートを借りて試合形式で遊ぼうとなると最低10人は必要になります。
年々フットサル人口は増えてきていて、それに伴い専用コートも拡充しています。
コートは空いてそうだから、この日にフットサルをやろう!と決めて早速みんなに連絡してメンバーを募ります。
すると・・・
Aくん「ごめん!その日は別の予定が・・」
Bくん「仕事で無理そう」
Cくん「起きれたらいくよ」
このような返信で人数が集まらずに断念することって多くないですか?
わたしもチームの幹事をやっていて、このように人が集まらないという問題にぶち当たることが多いです。
そして試行錯誤しながらたどり着いた人数確保のための3つのルールをご紹介します。
メンバーへの連絡手段の変遷
ルールを紹介する前にメンバー間での連絡手段についてお話します。
チーム立ち上げ初期はメールで連絡をとっていました。
当時はまだスマホがなくメンバーの人数が少なかったため、携帯のキャリアメールを使ってお互いの確認は十分取れていました。
それから人数が少しずつ増えていき、メールでの確認が煩雑になってきたところFacebookに変更しました。
出欠の確認や実施コートの連絡、フットサル後にみんながプレイ中の写真をアップしていけることで連帯感が生まれるメリットはありました。
みんなでフットサルを続けていくモチベーション向上にも役だったと思います。
その後から現在に至るまではLINEを使用してグループを作り連絡しています。
Facebookを使っていたころは出欠確認に「らくらく連絡網」を使用していましたが、より簡単に使える「調整さん」に変更しました。
現在の連絡手段はLINEと調整さんです。
こう振り返ってみると時代の変遷を感じますし、今後はまた他のツールに変わっていくかもしれませんね。
人数確保の3つのルール
さて本題です。
人数確保のための3つのルールについて説明していきます。
ユニフォームを揃える!
友人知人で作っているチームとはいえ、メンバーそれぞれの考え方は違います。
- 定期的にやりたい!
- 2時間なり3時間は全力で身体を動かしたい!
- 参加できるときに軽く遊びたい!
これは当然のことですが、ひとりひとり違う考えでフットサルに参加していると思います。
だからこそメンバーの意識を合わせることやチームの一員という連帯感を持ってもらうことはとても重要です。
まずはお揃いのユニフォームを作りましょう。本当は上下とソックスも一式お揃いにしたいところですが、ここは欲張らずに、上のシャツだけで妥協しましょう。
参加しているメンバーで話し合って、背番号やユニフォームの色、柄などを決めることが重要です。
クラブチームのレプリカでもいいですし、デザインからオリジナルで作ったりするのも楽しいですよね。
ここで大切なのは、みんなで話し合って決めたユニフォームをお揃いで着ることがチームへの帰属意識を持たせる。ということです。
2~3,000円の安いもので構いません。安価の方が今後増えていくメンバーも購入して加わりやすいですね。
わたしのチームはオリジナルで作りました。
当時参加していたコアメンバーは12~3人で、好きな背番号を全員で仲良く話し合って決めました。
値段は8,000円くらいと記憶しているので、少し高めでした。ただ作ったからにはちゃんと毎回やろうという気持ちが全員に芽生えました。
ユニホームを揃えることでチームへの帰属意識を高め、メンバー全員に自分のチームという認識を持ってもらうことが1つ目のルールです。
毎月の開催日を決める!
これはありきたりですが、当たり前のようにできていないことです。
週1でやっているチームならば曜日と時間を、月1なら毎月最終土曜日のこの時間といった具合に決め事にするのが良いでしょう。
最初はわたしもいくつかの候補日を出して、人数が一番多く集まった日で実施していました。人数ありきの開催でした。
もちろん人が集まらないことには始められないので、おのずとそういった選択になります。
ただ、これではダメなのです。
何がダメか?
このやり方だと毎回人数集めは不安定になります。
今回は人が集まらなそうだから中止しよう。次回の候補日は早めにアナウンスしてみよう。といった考えに陥り、継続自体が困難になってきます。
そうならないために、ある時からわたしのチームは「月初の土曜日午前中」と決めました。
事前にメンバーには最も集まりやすい週末の日はどこかという相談をして、その結果、月初の土曜日午前中となりました。
その日から月初の土曜日午前中に固定して、今でもその日程で実施しています。
メンバー全員に毎月最初の土曜日の午前中はフットサルがあると予定してもらうことが重要で、フットサルの予定を優先的に考えるようにしたということです。
これによって参加率も安定したと思います。
もちろん急な仕事やどうしても外せない用事はでてくると思いますが、全員フットサルをやりたいという気持ちは根底にあるので都合がつけやすくなりますね。
また先々のスケジュールが確定するので、コートの予約がしやすいといったメリットもあります。
毎月の開催日を決めることで参加しやすい環境を整えるということが重要でフットサルのスケジュールを優先する意識を持ってもらうことが2つ目のルールです。
年会費を集める!
趣味や遊びでやっているフットサルなのに年会費を取るの!?と思われることでしょう。
そもそも参加するときにメンバー全員がコート代を人数で割って支払っています。
それに加えて、さらにチーム年会費を集めるということです。
これを設定したのには重要な理由があります。
それは「雨で行きたくない問題」解消のためです。
明日はフットサルで楽しみだなと眠りについて、翌朝目覚めたら大雨・・・誰でも経験があると思います。
そんな日は寒いし、びしょびしょに濡れるから行きたくないなという気持ちが勝ってしまいます。
しかし雨天で無償キャンセルができるコートはほとんどありません。ただし台風や雷が鳴っている場合は無償キャンセルが可能な場合はあります。
2時間のコート予約で、土日であれば料金2万円は越えてきます。
そして当日のキャンセルであれば、100%のキャンセル料支払いがどこの施設でも共通の規則です。
チーム内の決め事として雨天決行と決めていたとしても、なんだかんだでドタキャンは発生します。
その場合に、雨のなか参加したメンバーは人数が減ってしまい試合形式でできないといったことや、ひとり当たりのコート代も高くなってしまうという不満を抱えることになります。
何がよくないかというと、いい大人たちが集まってやっているのに、人間関係がギスギスしてしまい修復不能までいってしまうことがあります。
これが「雨で行きたくない問題」の恐ろしい点です。
せっかく帰属意識を高めてスケジュールを空け、フットサルの予定を入れたのに全てをぶち壊す破壊力を持っています。
そう、だからそんなときのための年会費です。百歩譲って当日雨でメンバーが欠けてしまうことは仕方がないとしましょう。
でもそんな中参加したメンバーの金額負担は軽くしようよという話です。
ドタキャンしたメンバーの年会費からその日の支払いに充て、コート代の負担を軽減します。
使われた年会費はそのドタキャンしたメンバーが後日補充をするルールで運用します。
年会費という名称が相応しいかはわかりません。意味合い的には保証金と呼ぶべきか、預り金と呼ぶべきかもしれません。
お金に関することなので、最初の段階でメンバー全員に説明して納得してもらうことが重要ですね。
これが3つ目のルールです。
まとめ
- ユニフォームを揃えてチームへの帰属意識を高める
- 毎月の開催日を決めてフットサルを優先する意識を高める
- 年会費を集めて「雨で行きたくない問題」を解消
年齢は関係なく、ある程度の人数が集まれば考え方の違いや揉め事は生まれます。
ただそれはちょっとしたルールを決めて、メンバーに共有しておくことで意識の統一を図ることができます。
この3つのルールは、わたしのチームで実践していて一定の効果を出しています。
いやむしろ、ルールを決めたからこそ今まで13年も続けることができたと思っています。
フットサルでなかなか人数が集まらなくて困ってるという場合には、簡単なルールを設定することをおすすめします。ぜひチーム運用で試してみてください。